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教育課程

教育課程編成の基本方針

1. 6年間を見通した計画的・継続的な教育課程の編成

  • 6年間を基礎期(中1・中2)-充実期(中3・高1)-発展期(高2・高3)の3段階の発達段階に分けて捉え、発達段階に応じて、計画的・継続的な教育課程・教育活動を展開します。
  • 中高一貫教育に係る教育課程の特例を生かし、中学校の数学の授業において高等学校の内容を先取りして学習するとともに、外国語等の授業において中学校の学習の発展的な内容として高等学校で学習する内容を盛り込んだ学習を展開します。
  • 個性の伸長に応じて多様になる生徒の希望や進路目標に対応するため、高等学校では単位制を導入します。

2. 充実した学びを実現する授業時間の確保

  • 1週間の授業時数は、中学校では30時間とし、高等学校では32時間を基本とします。
  • 授業の1単位時間は、中学校・高等学校ともに55分間とします。

3. 個に応じた学びの支援

  • ICT環境の整備を促進し、一人ひとりの興味関心や学習の状況に応じて、個別最適化した学習を実践します。
  • 高等学校の単位制の導入により多様な選択科目を開設し、特に数学や国語等の授業においては、少人数での授業、習熟度に応じた授業を展開します。
  • 学びのプロセスを継続的に蓄積して自己理解を深めさせるとともに、学びに基づいた進路の実現や自分らしい生き方の実現のために、一人ひとりに応じた支援の充実を図ります。

4. 生徒・教員の交流の促進

  • 中学校・高等学校の生徒が、互いの校舎を使用し、合同で学校行事や生徒会活動などに取り組む場面を設定します。また、部活動を中高合同で行うなど、中学校・高等学校における日常的な交流を促進します。
  • 高等学校では、併設型中学校から進学する生徒と市町村立中学校等から入学する生徒との交流を促進し、切磋琢磨できる環境を整えることで、個性や資質・能力の一層の伸長を図ります。
  • 中学校・高等学校の教員が、教科経営や学校組織等において、密接に連携して運営します。また、必要に応じて、双方の教員による交流授業を実施します。

教育内容の特色

1. キャリア教育の充実

自己の個性を見つめ、学ぶことと自己とのつながりを見通しながら、社会的自立に向けて必要な能力や態度を身に付けさせるため、学級活動及びホームルームの時間を要としつつ、学校の教育活動全体を通して、計画的・系統的にキャリア教育を実践します。

2. 探究型学習の推進

予測が困難な社会の変化に対して、主体性をもって柔軟に対応できる思考力・判断力・表現力を育成するために、教科の枠を超えた課題を自ら設定し、幅広い知識や技能を活用して論理的に解決の道筋を考え、他者との協働を通じて解決を図る探究型学習を、総合的な学習の時間・探究の時間を中心に実践します。

3. 理数教育の充実

創造性の基礎を養成するために、知的好奇心、直観力や洞察力、根気強く考え続ける力などを身に付けさせるよう、思考の深化を軸とした探究的な理数教育を実践します。

4. グローバル教育の充実

国際社会の一員である認識をもち、多様な文化への理解と尊重を育成する国際理解教育を推進するとともに、国際社会において外国語を使って意思を伝え合う力を培うといった、より実践的なコミュニケーション能力を高める外国語教育を実践します。

5. 道徳教育と健康教育の充実

社会で活躍するために不可欠となる豊かな心と健やかな体を育むため、道徳教育と健康教育の充実を図ります。

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