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校長挨拶

 令和6年4月、山形県立致道館中学校・高等学校が開校いたしました。

致道館中学校・高等学校は、平成26年11月、県教育委員会が策定した「県立高校再編整備基本計画」で、庄内地区に中高一貫教育校の設置を検討することが明記されました。その後「田川地区の県立高校再編整備計画」において、ともに120年を超える歴史がある県立鶴岡南高校と県立鶴岡北高校を統合し、新たに中学校を併設する庄内中高一貫校(仮称)を設立することとして、本格的論議が始まり、その後5年の歳月をかけ、基本理念並びに教育課程、教育内容・制服・部活動などについて、県内外の中高一貫校の良さを取り入れながら、教育委員会をはじめ、多くの皆様から時間を掛けて検討していただき、開校を迎えることができました。

 「自主自立」、「新しい価値の創造」、「社会的使命の遂行」を基本理念とし、校章は「心」の文字をシンボライズしたデザインで、上に向かって伸びていく構図は、生徒の成長や飛躍を表しており、5色を用いて生徒の個性や進路などの多様性を表現しています。

 知識も技術も日々進展を続けるグローバル社会の中で、一人ひとりの生徒が、自分の良さや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値ある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の作り手となることができるよう、学校としての役割を担っていくことになります。そして、これからの時代を主体的に生きる力を身に付けた生徒育成に向けて、皆様方の期待に応えることができるよう、教職員一同、生徒と共に致道館の新しい未来に向けて一歩ずつ突き進んでまいりますので、皆様のなお一層のご支援をお願い申し上げ、挨拶といたします。

山形県立致道館中学校・高等学校
校長 遠田 達浩

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