2023
【SSH】探究ゼミ全体発表会
2月9日(金)に令和5年度探究ゼミ全体発表会が開催されました。午前に荘銀タクト鶴岡で1年生のディベート決勝大会と2年生のステージ発表を行い,
午後に学校体育館で2年生のポスター発表を行いました。天候に恵まれての開催で予定通りの進行となりました。午前の代表生徒の発表は7テーマ,
午後のポスター発表形式は86テーマ(理数系SS探究33テーマ,人文社会系HS探究48テーマ,他高校5テーマ)が発表されました。
校外からの発表は東桜学館高校,酒田光陵高校,酒田東高校の3校から参加いただき,お互いの連携・交流を深めることができました。
また,ご来賓,ゼミ指導者,教育関係者,保護者から多数のご参観を頂きました。生徒達は,春から続けてきたゼミ活動で,
10月の中間発表会での反省や周囲からの助言をもとに研究を続け,1年間かけて探究してきた成果を十分に発揮しました。
発表本番前の1週間は最後の頑張りで放課後等を利用し,校内のあちらこちらで遅くまで準備する熱気に満ちていました。
発表会では,聞いている相手にどう伝えるかというプレゼンの仕方に工夫が見られ,難しい研究内容をかみ砕いてわかりやすく説明している姿が見られました。
また,ご来賓含め観客から質問も多くでてとても充実した時間でした。この発表会がこれまで積み重ねてきた伝統となり深まっていることが感じられました。
【SSH】1年次 致道ゼミ(探究)ガイダンス
来年度の致道ゼミ(探究)に向けて、所属ゼミを選択するためのガイダンスが致道館高校の新2年次生を対象に行われました。来年度開設されるゼミについて、担当教員からの説明を受けました。来年度に開講される14のゼミの中には、東北大学・山形大学・鶴岡高等専門学校の教授や大学院生と連携を取りながら進めていくゼミや、地域の方々と意見交換などを行いながら地域に提案・行動するゼミなど、内容は多岐にわたっています。
【SSH】令和5年度 山形県探究型学習課題研究発表会
一般の部 最優秀賞受賞!
12月16日(土)に山形ビッグウイングにて『山形県探究型学習課題研究発表会』が行われました。物理・化学、生物・地学、数学・総合科学、社会科学・人文科学・国際、地域課題の5つの研究分野において、県内25校・1団体による総テーマ数114テーマの課題研究発表会となりました。
本校からは、科学部から1テーマ、2年生から5テーマの発表を行いました。本校の中間発表会とはまた違った緊張感の中で精一杯発表することができました。この発表を通して、他校の生徒や先生方、専門家の方々から多くの質問を受け、自身の研究で不明瞭な部分・発表の仕方で足りない部分を見つけることができました。中間発表会からの成長を感じながら、他校生徒の発表に大きな刺激を受けたことで、今後の研究に対するビジョンを明確にしたり、意欲を高めたりすることができました。
今大会において、『きびそから抽出したフィブロインの優位性とその活用』(2年渡部孝哉、佐藤龍廣、成田純彩)が全体の最優秀賞を受賞しました。この研究発表会の形式になって7年くらい経ちますが、一般の部での最優秀賞受賞は初めてとなります。
最後に、発表会に参加するにあたり、様々な面でご指導・ご支援いただいた方々、誠にありがとうございました。
【SSH】探究ゼミ(家庭科ゼミ)子育て中の先生方にインタビュー
12月20日(火)3校時に家庭科ゼミ2年の宇田心優さんが子育て中の黒田陽春先生、豐田志穂先生にインタビューを行いました。現在産休中の齋藤雅子先生も赤ちゃんを連れて参加してくださり、和やかで大変有意義な会となりました。
宇田さんは地元食材を使用した離乳食作りを通した子育て支援について探究活動を行っており、試作しただだちゃ豆を使ったおかゆについて紹介しました。先生方からは実際に赤ちゃんに食べさせる時には、おかゆとだだちゃ豆の食感の違いを意識するとより食べさせやすくなるとアドバイスを頂き、だだちゃ豆を離乳食に使用する利点と調理の負担のバランスについて考えることが今後の課題となりました。また子育ての喜びや悩み、家庭内での育児の分担や集団保育についてのお話も伺うことができ、子育て支援について探究活動を進めていく上で様々な視点を頂くことができました。
【SSH】高大連携②「探究ゼミ英語発表会」
11月2日に1,2年次の「探究ゼミ英語発表会」が行われました。発表者に場数を踏ませたいという思いから、10月末の1年生との発表交流授業、
2年生の論表での留学生との交流授業、そして今回の発表会ということで、ここではその反省を生かした発表者の努力の成果が見える発表となりました。
今回の会の目的の1つとして、「質問を通して英語でやり取りする」ということもあったため、生徒の質問+留学生からの質問もあり、時間が足りないくらいでした。
生徒の感想を読むと、異学年の英語力に刺激を受けたり、留学生の英語によりネイティブでもさまざまな訛りのあることが再確認できた、などさまざま収穫があったようです。
会の終了後、発表者と留学生と別室で約1時間個別にアドバイスや質問会を行い、留学生も生徒たちの研究のユニークさに驚かれたり、研究熱心な姿に感動してくれ、
とても有意義な会となりました。
【SSH】2年次台湾語講座
10月26日、2年次を対象とした台湾語講座が開催されました。11月7日から台湾研修に向かうということで、
台湾で日常的に使われるあいさつや簡単な会話を学ぶことができました。
講師役としてお招きしたのが、鶴岡ロータリークラブのプログラムに参加し交換留学生として今年8月から羽黒高校に通っている莊宗祐さん。
事前の打ち合わせとしてこの1週間前に研修委員11名と行った台湾語講座ですぐに仲良くなり、26日当日の講義では宗祐さんの個性あふれる講義に2年次の生徒全員が魅了され、
台湾語を楽しく学び、台湾旅行に胸高鳴らせる講座となりました。
【SSH】鶴南英語異学年交流授業
2年次台湾研修の「台北市立建国高級中学」との研究発表交流に向けて、生徒たちがより自信をもって研究発表ができるよう1年次の英語の授業において
研究発表交流を企画、実施しました。1年次の生徒たちは初めて聴く2年次の英語、そしてユニークな研究テーマに興味津々で、有意義な質問・返答のやりとりが繰り広げられました。
【SSH】高大連携①「山大農学部留学生と協働授業」
10月16,17日の2日間、8名の山形大学農学部の留学生を2年次の英語の授業にお招きしました。
英語「論理・表現」の授業で行われた「探究ゼミ」個人研究アブストラクト発表会に参加して頂きたくさんの質問やアドバイスをいただきました。
生徒たちは、インドネシアやマレーシア、ロシアやナイジェリアなど、幅広い国々の方々の英語に触れ、強い刺激を受け、新たな視点をいただきました。
また台湾で英語研究発表を行う生徒たちは、放課後の時間にも留学生のもとを訪れ、スライド作成のサポートをいただきました。
【SSH】鶴南探究ゼミ評価教員講座
10月12日の探究ゼミ「中間発表会」を控えた10月2日の放課後に、教員同士が探究ゼミの評価方法について学びあう「ゼミ評価講座」を企画・実施しました。
今回の中間発表会のテーマの1つとして「積極的に研究に関する質問・返答をし合いお互いの次への学びにつなげよう」を掲げていたことから、教員同士が互いに生徒の研究発表動画を見て
質問を出し合うグループワークも行いました。
【SSH】第67回日本学生科学賞 高校生の部
最優秀賞受賞!(化学Bゼミ)
化学Bゼミが第67回日本学生科学賞高校生の部において県最優秀賞を受賞しました。鶴岡南高校としては2013年以来10年ぶり、化学部門としては初の受賞となりました。
化学Bゼミ 生徒14名
大川 桃佳(2-1)、大谷 風(2-1)、鈴木 茉奈(2-1)、三浦 羽瑠(2-2)、井澤 美遥(2-3)、佐藤 知佳(2-3)佐藤 唯乃(2-2)、佐藤 千代子(2-2)、佐藤 孝太(2-1)、金内 達彦(2-3)、齋藤 倖裟(2-3)、成田 純彩(2-3)、佐藤 龍廣 (2-2)、渡部 孝哉(2-1)
【SSH】イノベーションプログラム2023
最優秀賞受賞!(化学Bゼミ)
10月29日に行われたイノベーションプログラム2023 ビジネスプランコンテスト(ヒルズサンピア山形/山形市)において
成田 純彩(2-3)、佐藤 龍廣(2-2)、渡部 孝哉(2-1)
が最優秀賞を見事勝ち取り、副賞としてNEC製最新型タブレット3台と、第10回 JAPAN BUSINESS AIDEA & ACTION AWARD 2023-2024 JAPAN大会の出場権を手に入れました。
【SSH】 令和5年度 探究ゼミ中間発表会
10月12日(木)に本校体育館および剣道場にて「探究ゼミ中間発表会」を行いました。
4月から取り組んできた研究内容をポスターにまとめ、発表しました。校外からも酒田東高校から2テーマの発表をしていただきました。また、来年度一緒にゼミ活動をする鶴岡北高校1年次生にも見学していただき、質疑応答等を通して発表交流を行うことができました。慶應義塾大学先端生命科学研究所の荒川和晴所長をはじめ、様々な方面の来賓・ゼミ指導者の方々からも参加していただき、貴重なご意見を頂戴することができました。生徒達はいただいたアドバイスをもとにブラッシュアップしながら、各種発表会や2月の全体発表会に向けて取り組んでいきます。
【SSH】 令和5年度 SSH生徒研究発表会 『ポスター発表賞』受賞!
8月9日(水)~10日(木)に神戸国際展示場で令和5年度SSH生徒研究発表会が行われました。全国のSSH校(経験校も含む)221校が参加し、
本校からは3-2の渡邉杏さんが「PCR法を用いた鶴岡市大山公園のタンポポの雑種化の調査」というテーマで発表を行いました。
審査の結果、「ポスター発表賞」を受賞しました。この賞は24校に送られる賞で、本校では初の受賞になります。
全国の見学生徒や引率教員、審査委員の方々からの鋭い質問にも臆することなく回答し、活発に議論している様子が見られました。
様々なご意見を頂戴し、今後の研究に大いに役立ててほしいと思います。
また、2年生1名が見学者として参加し、多くの発表を聞き、質問をして議論し、多くの刺激を受けました。
2年生はこれからもゼミ活動が続きますので、この経験を仲間に広げ、探究活動に活かしてほしいと思います。
【SSH】数学ゼミ 鶴南サマースクール
小学生に楽しく算数を学んでもらうため、数学ゼミの3名の生徒が、JRC部の生徒の協力を得て、本校を会場に8月1日・2日の2日間、算数の質問会を行いました。
鶴岡市立朝暘第三小学校・第五小学校の4年生から6年生の希望者約40名の児童の皆さんが参加してくれました。
【SSH】探究ゼミ テーマ発表会
5月18日(木)に2年次「探究ゼミ」において「探究テーマ発表会」が実施されました。「つながる探究」を目的とした今年度初の取り組みとして行われました。
生徒同士はもちろん、生徒・教員・ティーチング・アシスタントでお招きした山形大学農学部生と東北公益文科大学生5名がともに探究し、「学び合い」を深めることができました。
他分野のゼミ生で混合グループを作り、教員またはTAが加わって互いに研究テーマを交換し、様々な視点での問いやアドバイスを伝え合うことで、
より個々の研究の方向性が明確になったようです。
【SSH】令和5年度 理数セミナーⅠ
令和5年4月25日(火)・26日(水)に本校2年次理数科生徒41名を対象として、本校理数科研修『理数セミナーⅠ』を実施しました。
1日目(25日)は4年ぶりに東北大学を訪れました。はじめに、東北大学材料科学高等研究所(AIMR)にて研修を行いました。
AIMRの研究室に所属している本校卒業生の本間飛鳥さんから大学生活の話や研究内容についての説明をしていただき、その後施設見学を行いました。
工学部の学食で昼食をとった後、東北大学工学部電気情報物理工学科にて研修を行いました。
こちらも本校卒業生の阿部亨准教授から、研究内容の講義や大学生がどのように研究を行っているかについて実例を交えながら説明していただきました。
その後、研究室や工場、大学生が実際に実験している場面等を見学させていただきました。
2日目(26日)は校内での研修を行いました。はじめに、本校数学の教員で、博士号をもっている工藤正明先生が
『数学の世界~実世界とのつながり~』というテーマで講義・実習を行いました。その後「鶴南サイエンスチャレンジ」と称して、グループに分かれて
『エッグドロップ選手権』を行いました。
参加した生徒からは
・普段見れない実験装置など、本物を見たことでより目指したいという気持ちが高まった。
・自分達の先輩から実体験を聞いて、これからの自分の目標に向けての具体的な見通しをもてた。
・模擬講義を通して、探究心が強いことで研究がより深く、より高性能なものになっていくと感じたので、私もその姿勢をこれからのゼミ活動に活かして、より良い探究活動にしていきたい。
・数学の自分の知らない世界を知ることができ、新たな数学の面白さがわかり、工藤先生の「学ぶことは面白い、何が面白いかはやってみないとわからないから挑戦する」という言葉が最も自分の心を動かしたと思う。
・同じ班の人といかにしてプロテクターの強度を強くするか、衝撃を緩和させるか、互いに創意工夫を出し合いながら活動したのが楽しく、また達成感も感じた。
などの感想があり、全体としてはセミナーの目的をおおむね達成できたのではないかと思います。学んだこと・感じたことを活かして、志高く、前向きにこれからの生活を送ってほしいと思います。
最後になりますが、講義や説明、案内をしていただいた方々、お忙しい中対応していただき誠にありがとうございました。
【SSH】2・3年合同ゼミ
4月20日(木)に2・3年生の合同ゼミが行われました。
合同ゼミは先輩から昨年度の様々な経験をもとに後輩へアドバイスをすることを主なねらいとして各ゼミで実施されました。
再度ポスター発表を行ったり、2・3年でグループを作って話し合ったりなど、ゼミごと形態は様々でした。
2年生は先輩とのやりとりの中で思いやノウハウを引継ぎ、自分達の研究をスタートさせていきます。
【SSH】3年鶴南ゼミ(発展)ガイダンス
4月13日(木)に3年鶴南ゼミ(発展)ガイダンスを行いました。
鶴南ゼミ(発展)は、1・2年時の探究活動によって育まれた物事を探究していく姿勢で教科の学習や進路実現の取組に向かい、グループ活動等を通じてより深い思考を目指すとともに
共同意識やプレゼンテーション能力の伸長を図ることを目標として行います。
各ゼミの内容について説明を聞いた後、自分がどのゼミに所属したいのか希望調査を行いました。
これまで培った探究する力を、教科に活かすことで、学びをさらに深化させていきましょう。